2026年の渡航ルール変更 — 日本人に必要なETIAS・EES・ESTA・ETA完全ガイド

Laura
2026年の渡航ルール変更 — 日本人に必要なETIAS・EES・ESTA・ETA完全ガイド
写真: Simon Spring Unsplash

2026年、日本人がヨーロッパ・アメリカ・イギリスへ行くなら、出発前にオンラインの渡航認証が要るケースが一気に増えます。米国の ESTA(21ドル) と英国の ETA(16ポンド) はすでに必須。そこへ、欧州シェンゲン圏向けの ETIAS(約7ユーロ) が2026年中の導入予定で加わります。どれも空港でビザを取るのではなく、事前にウェブで申請しておく仕組みです。

ETIAS(European Travel Information and Authorisation System)とは、ビザ免除で短期滞在できる国の旅行者がシェンゲン圏に入る前に、オンラインで事前申請しておく渡航認証制度のこと。ビザではありませんが、これがないと搭乗を断られます。2026年の旅行計画では、航空券を取る前にこの「認証まわり」を整理しておくのが必須になりました。順に見ていきます。

欧州: ETIAS と EES の二段構え(2026年導入予定)

ヨーロッパ側では、別々の二つの仕組みが動き始めます。混同しやすいので分けて理解してください。

EES(Entry/Exit System・入国出国システム)

  • シェンゲン圏の外部国境で、パスポートのスタンプの代わりに顔写真と指紋を電子登録する仕組み
  • 旅行者が個別に申請するものではなく、空港の入国審査で自動的に処理される
  • 2025年から段階的に運用開始しており、2026年も移行が続く見込み。導入初期は審査に時間がかかる可能性があるため、乗り継ぎ時間に余裕を

ETIAS(渡航認証)

  • こちらは旅行者が事前にオンライン申請する。料金は約7ユーロ(18歳未満・70歳以上は免除予定)
  • 有効期間は最大3年(またはパスポート失効まで)で、その間は何度でも入域可能
  • 2026年中の運用開始が予定されていますが、開始時期は変更され得ます。確定した日付として扱わず、必ず公式サイト(travel-europe.europa.eu)で最新情報を確認してください

日本人はシェンゲン圏に短期(180日間で90日まで)はビザ免除で滞在できます。この免除自体は2026年も継続しますが、そこにETIASの事前認証が上乗せされる形です。成田-パリ(NRT-CDG)、羽田-フランクフルト(HND-FRA)など欧州直行便を取る人は、運用開始後は申請を忘れずに。

米国: ESTA は継続(2026年も必須)

アメリカ向けはルール変更というより継続事項です。日本はビザ免除プログラム(VWP)の対象なので、観光・短期商用なら ESTA(電子渡航認証システム) で渡航できます。

  • 料金は 21ドル(2023年以降の改定後の金額)
  • 有効期間は2年または旅券失効まで。一度取れば2年間は使い回せる
  • 申請は esta.cbp.dhs.gov の公式サイトから。代行サイトは割高な手数料を上乗せするので注意

成田-ロサンゼルス(NRT-LAX)、羽田-ニューヨーク、ZIPAIRの成田-サンノゼなどを使う人は、出発の72時間前までに申請完了が推奨されます。承認はたいてい数分〜数時間ですが、まれに数日かかるため余裕を持って。

英国: ETA が必須に(日本人も対象)

イギリスは2025年から、ビザ免除国の旅行者にも ETA(Electronic Travel Authorisation・電子渡航認証) を義務化しました。日本人も対象です。

  • 料金は 16ポンド(2025年の改定後)
  • 有効期間は2年または旅券失効まで、複数回入国可
  • 専用アプリ「UK ETA」またはGOV.UK公式サイトから申請。承認は通常3営業日以内

ロンドン(LHR/LGW)行きを取る人、そして見落としがちですが英国で乗り継ぐだけの人も、入国審査を通る場合はETAが要ることがあります。羽田-ロンドン直行や、欧州各地への英国経由便を使う場合は事前にチェックしてください。

3つの認証を一覧で比較

制度 対象 料金 有効期間 2026年の状況
米国 ESTA アメリカ渡航 21ドル 2年 継続・必須
英国 ETA イギリス渡航 16ポンド 2年 継続・必須
欧州 ETIAS シェンゲン圏渡航 約7ユーロ 最大3年 2026年導入予定
欧州 EES シェンゲン圏入国時 無料(自動処理) 段階導入中

合計しても日本円で数千円程度。ビザに比べれば手間も費用も小さいのがポイントです。問題は費用ではなく、申請を忘れて空港で搭乗拒否されることです。

2026年の実務的な注意点

  • 必ず公式サイトから申請する。検索結果の上位に出る代行サイトは、同じ手続きに数倍の手数料を取ることがあります
  • ETIASの開始時期は流動的。「2026年に必ず始まる」と断定する情報は鵜呑みにせず、欧州連合の公式発表を確認してください
  • パスポート残存有効期間も確認を。シェンゲン圏は出国予定日から3か月以上、加えて発行から10年以内が条件です
  • 乗り継ぎ国のルールも別建て。例えばドイツ経由でスペインへ行く場合、入域するのはシェンゲン圏なのでETIASの対象です

これらの認証は航空券とセットで考えるべき2026年の新常識です。航空券のタイミングや認証の準備を含めた渡航計画の全体像は、国際線をいつ予約すべきかも合わせて読むと整理しやすいはずです。

まとめ: 航空券を取る前に「認証」を確認

2026年に欧米・英国へ飛ぶなら、**ESTA(米)・ETA(英)・ETIAS(欧、導入予定)**の3点セットを航空券予約と同じタイミングで段取りしておきましょう。費用は全部足しても数千円、所要時間も各数分ですが、忘れると旅行そのものが飛びます。

そして、その航空券を一番安く取るところは Flyozo にお任せください。欧米路線は価格の振れ幅が最も大きいエリアです。出発空港と方面を登録しておけば、成田-パリや羽田-ロンドンが普段より大きく下がった瞬間にプッシュ通知が届きます。認証の準備は早めに、航空券は最安の瞬間に — これが2026年の賢い飛び方です。

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